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Ambient air texture 追い風/向かい風
追い風と向かい風では、風の感触が異なります。
同様の効果として、体験者の身体の移動に伴い、オノマトペの動きの変化の度合いが増減します。
風を感じようとして大きく動くことで、追い風/向かい風が発生し、オノマトペが大きく変化して風の触感に注意が向きます。
また逆に、静止し続けることで、空間は穏やかになり、雨粒の動きに注意が向きます。
風を受けようとして大きく動く(歩く、走る)、雨粒を受けようとして腕を上げてじっと待つ(静止する)、この二つの行為は対関係にあります。
体験者はこれらの変化を相互に行き来することで、現在の気象現象に潜む質感を探る行為へと意識が向かうことになります。