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空即是色 アンビエント・デバイセズ
2005年 04月24日
AXISを読んでいてこんなのを発見。
情報が環境に溶け込むアナログメーター
従来の電子メディアは「プル型」(情報に対して能動的にアクセスして取得する)か、「プッシュ型」(強制的に送られてくる情報を受動的に受け取る)に分類できる。しかし、情報洪水のなかでは時を知らせる時計のように「情報がただそこに在る」ことも有効と考えるアンビエント・デバイセズ社は、天気や株価の変動をはじめ、スポーツの結果や交通渋滞の度合い、未読メール数などを3連のアナログメーターでワイヤレス表示するエグゼクティブ・ダッシュボード($150)を開発した。30種類のメーターフェイスの交換で情報チャンネルを切り替えられるこの装置は、情報との新しい付き合い方を提案している。
気になって調べてみると、やっぱり。
・情報を実体的に表現する「タンジブル・ビット」の可能性
・Ambient Devices
じつはオーブのアイディアの背景には、マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボの研究がある。MITでは石井裕準教授率いる「タンジブル・ビット」という研究プロジェクトで、コンピューターのグラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUI)を、実体のある情報表現に置き換える――つまり情報に物理的な形を与える――試みが行なわれているのだ。
タンジブル・ビットという言葉は有名すぎて一人歩きしている感があるので、
むやみに使うと誤解を生んでしまう可能性がある。
というかこちらから口にしたわけではないのだが、
やはり先日の卒制の話し合いにもこの手の例題があがった。
「情報が環境に溶け込むアナログメーター ……」
こんな風にプレゼンテーションすればいいのか、と思った。
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