パブリック スペース
パブリックスペースとは?
パブリックスペースとは、大きく言えば都市や公園、建造物では学校、病院、図書館、劇場といった公共施設のインテリア(空間という意味でのインテリア)、さらには航空機、船舶、電車、バスといった乗り物のインテリアである。パブリックスペースのインテリアは、不特定多数の人が利用する場であり、スタイルだけではすまされない問題が多い。しかし現実は、スペースを管理する側(フロント・ユーザー)への配慮はあっても、実際にスペースを利用するエンド・ユーザーに対する配慮を欠いたデザインが多いのではないだろうか。本当にユーザーのことを考えて空間とは? パブリックスペースのあり方を検証するとともに、「本当にユーザーのことを考えているか」という問いかけと問題提起を行う。
パブリックスペースの構成要素
- ランドスケープ
- 植栽
- サイン
- 光環境
- アート
- ファニチャー
- 色彩
- 素材
サインと光環境
- わかりやすく目的地に案内/誘導する
- 情報拠点への的確な配置
- 現在位置のわかりやすさ
- 「防犯性」や「安全性」などの役割をもつ機能照明
- 演出照明によって「話題性」、「ランドマーク性」といったイメージを確立する
- 自然や植物の生態系を守る